2022.11.01 価格改定のお知らせ
京都島原からお届けする
ほんまもんの味
京の花街として栄華を極め、錚々たる客人をもてなしてきた「島原」の大門すぐ東にて、京寿司・弁当の仕出し、京料理のご提供をしております。
基本の出汁はもとより食材と調理法に一切妥協せずに一品一品丁寧に調製しております。
歴史
寿司職人により創業
昭和2年創業。初代文治郎は四条新京極の「乙羽」にて寿司職人として修業いたしました。独り立ちする際、暖簾分けという弟子にとっては最も光栄な餞別をいただき、「乙羽」の「乙」と「文治郎」の「文」を合わせて「乙文」という屋号と相成りました。職人としての技術はもちろん、京の花街の栄華を極めた「島原」の大門よりすぐ東という好立地も助けとなり連日連夜繁盛させていただきました。
その後、寿司だけでなく、幕の内弁当をはじめとする仕出しの弁当や会席料理をご提供し始めたところ大好評となりました。昭和62年に大改築をおこない、座敷を有することとなり、現在では冠婚葬祭のほか様々な機会で店内にてお食事を召し上がっていただけるようになりました。
こだわり
寿司と仕出しを生業として
京寿司の基本の巻寿司・箱寿司・鯖寿司はお土産に、冷めても美味しいように薄味ながらしっかりと味を染み込ませた出汁巻きをはじめとする折詰や幕の内のお弁当の品々はご来客の方あるいはお家での会食での最高のおもてなしとして重用していただいております。
また、仕出しの肴を昇華させた弊店ならではの京料理は、ご来店のお客様方に大変好評をいただいております。是非ご賞味ください。
島原について
最も古い歴史をもつ花街
京都島原は、幕府公認の日本三大遊郭の一つです。名称の由来は1641年に当時位置していた場所から現在の位置に急遽移転させられ、その騒動が前年に起きた「島原の乱」に似ていたためという説があります。
「京都島原」には遊女の最高位「太夫」がおり、踊りや和歌など優れた技芸と高い教養を併せ持っていました。公家や武家を中心とした客人の中には、与謝蕪村などの文化人や新選組をはじめとする幕末志士が通っていました。現在、当時の趣を残す建造物は「大門」「角屋」「輪違屋」のみとなっています。弊店は、置屋兼お茶屋として今でも営業を続ける「輪違屋」の仕出しを担う店のひとつであります。そのご縁から弊店に太夫を揚げる(宴席に太夫を呼ぶこと)ことも可能ですので、是非一度お問合せください。商いを通して歴史の一端に触れていることを心から光栄に思います。
店舗情報
〒600-8823
京都市下京区
壬生西入薬園町158
JR嵯峨野線
丹波口/梅小路京都西 各徒歩7分
京都市バス
島原口/五条壬生/梅小路公園前 各徒歩5分
- 営業時間
- 11:30〜22:00(19時までに入店)
※当店は京都府の新型コロナウイルス感染防止対策認証店です。Go To Eatクーポン券がご利用いただけます。 - 定休日
- 毎週水曜・第3木曜 ほか不定休あり
- 電話番号
- 075-351-2792
- ご予約
- 二階座席・仕出しともに要予約
受付時間 9:30〜18:00(日・祝も可) - 駐車場
- 2台あり。満車の場合は近隣駐車場をご利用ください。